こんにちは。
真冬でもバス釣り熱が冷めきらず、毎週釣りに行ってるYTです!
- 冬もブラックバスは釣れるのかな?
- 寒いから釣れにくそう…。
今回は、そんなバス釣り初心者の方に向けた冬のバス釣り攻略方法のご紹介です。
冬のバス釣りは、1年で最も釣れなくなるタフシーズンだと言われています。
しかし、
- ポイントを押さえて釣りを組み立てれば、難しい冬だって全然釣れる!
- 狙いどころは限られるので迷わなくてすむ。
- タフだからこそ釣れた時の喜びはひとしお。
- 釣りの腕前もグングン上達!
↑このように、冬の釣りにしかないメリットもたくさんあります。
ちなみに、筆者は1年の中でも冬のバス釣りが1番好きです♪
冬独特の澄んだ空気と無音に包まれた美しい世界で、
感覚を研ぎ澄ませて竿を振る瞬間がたまらなく気持ちいいです。
ぜひこの記事を参考に、冬のバス釣りにもチャレンジしてみてください!
いつから冬か?
水温10℃を下回ると本格的に冬のバス釣りが始まると言われています。
(フィールドにもよると思いますが、)例年1月〜2月が冬の釣りです。
結構短くて、12月はまだ秋です。
ブラックバスは、適水温は18〜26℃、変温動物なので温度変化にかなり敏感です。
そのため、冬になると深場やテトラの中などの水温が安定する温かいところでジッとしています。
とはいえども、冬眠するわけではないので、冬でもエサは食っています。
冬のバス釣りは、
- 地形把握
- 魚がいるエリア絞り
- 1キャスト毎の集中力
- 丁寧なアプローチ
などが要求され、結構シビアです。
ですが、冬のバス釣りで、釣りの腕前は確実にレベルアップします。
冬の釣りの経験は、必ず他の季節の釣りに活きます。
バス釣りが上手くなりたかったら、冬の釣りは外せません!
釣り方やポイントは絞られるので、「シンプルに、じっくりと、気長に」やってみてください。
冬にブラックバスを釣るための5つのポイント
結論から言うと、冬のブラックバスを釣るためのポイントは↓の5つです。
- しっかり防寒して釣りに行く
- 場所選び
- ルアー選び
- 時合を待つ
- 振り返り(釣れても釣れなくても)
➀〜➄を繰り返す。
➀〜➄のサイクルを回していくことで、どんどん釣りが洗練されていきます。
以下、それぞれのポイントについて詳しくみていきます。
➀ しっかり防寒して釣りに行く
まずは、バスを釣るためには、釣りに行かないことには話は始まりません。
とても寒いので億劫だとは思いますが、釣りに行きましょう!
そして、冬の厳しい寒さの中で集中して釣りするためには、防寒装備が欠かせません!
体温低下は、モチベーション、集中力、体力の低下を招きます。
寒さを気合で乗り越えようとしても絶対に無理なので、
防寒装備を揃えてください。
参考までに、筆者の装備を紹介します。
この装備で、1月、2月の極寒の中でも快適に釣りができています。
いろいろ試してみましたが、ゴワッと重くなりすぎず快適に動けて暖かさもある、バランスのよい現時点でのベストセッティングかなと思っています。
基本的に、
- インナーはUNIQLOかワークマン
- アウターはコロンビア
で、高機能でいいものを比較的安く揃えることができますよ。
〇上半身:4枚
・ヒートテック極暖
・トレーナー or セーター(気分で)
・薄めの綿入りジャケット
・風を通さない厚手の綿入りジャケット
〇下半身:3枚
・ヒートテック極暖タイツ
・内側がボアかフリース素材のズボン
・風を通さない中綿入りズボン
〇足元
・メリノウールの靴下(温かくて通気性もいいのでオススメです。)
・雪用の温かいシューズ(ワークマン、コロンビアなどで売ってます。)
しっかり防寒対策しているとマイナス気温の中でも体はぬくぬく快適で、釣りしてて楽しくなってきますよ♪
➁ 場所選び
冬の寒さでブラックバスは活性が下がり、水温の安定するエリアでじっとするようになります。
快適な越冬場所は限られており、そこにバスは密集します。
そのため、越冬場を狙うことで効率よく冬バスを釣ることができます。
越冬場所の特徴はこちらです。
- 波風をしのげて暖かい
- 外敵(鳥、人など)から身を守れる
- 水温が安定している
- エサとなる小魚も集まり食べ物に困らない
このような場所を見つけましょう。
以下、具体的に冬の一級ポイントを紹介していきます。
深場
その釣り場の中で一番深いところを見つけましょう。
水深○m以上がディープという絶対的な基準があるわけではありません。
そのフィールドの中で、一番深くて水温が安定するところに魚は溜まります。
さらに、ブレイク(かけ上がり)や水草、沈み木、ゴロタ石などの地形変化が絡めば、よりいっそう魚が付きやすいです。
テトラやゴロタ石の中
テトラやゴロタ石の中も、波風をしのげて太陽光で温まりやすいので、バスが潜んでいます。
テトラやゴロタは、太陽光で温まると熱がこもってヒーターの役割を果たします。
エサとなる小魚も集まってくる有力ポイントです。
テトラやゴロタの隙間にワームを入れて点で探ったり、
テトラやゴロタの際に沿って巻物を引いて線で探ったりします。
温排水
下水処理施設やゴミ焼却場、工場などから出る温排水は水温が安定していて暖かいので、バスのたまり場になっています。
こちらもバスだけでなく、エサとなる小魚も集まります。
ウィード(水草)エリア
基本的に冬の寒さで水草は枯れてしまいますが、湧水や温排水などの影響で水温が下がらず、水草が残るところがあります。
冬でも水草が残っているところは、水温が温かく安定しているサインです。
バスやエサとなる小魚も集まってくるので、狙い目です。
(例外)デカバスは浅場に上がってくることも
これまで、冬のブラックバスは越冬場所で過ごすと書いてきました。
しかし、例外的に、
体力のあるデカバスに限っては、冬でも浅場にエサを求めて上がってくることがあります。
狙いどころとしては、
- 深場に隣接する浅場
- 岩盤や浅場のゴロタ石など太陽光で水温が上がりやすいところ
が特に有力です。
↑のような場所は、エサとなる小魚も集まりやすいからです。
デカバスが浅場に上がってくるかどうかは運要素になり、釣れる確率は低いですが、釣れればかなりの高確率でデカバスです。
冬のビッグバスを求めて浅場に賭けるのも夢とロマンがありますよ!
➂ ルアー選び
おすすめルアーをご紹介します。
↓こちらの記事で詳しい冬ルアーの紹介、使い方解説を行っているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
➃ 時合を待つ
上記のポイント➀〜➂で釣るための準備は整いました。
あとは、時合が来るのを待って、釣れるまで粘ります。
冬の時合は↓です。
- 朝マヅメ、夕マヅメ
- 水温が上がりきるタイミング(14時〜15時くらい)
- 2、3日天気が安定して、水温も安定している時
(水温が低かったとしても、安定していればよく釣れました。)
短い時合を逃さないためにも、ここぞという1か所で粘ったほうがいいと思っています。
➄ 振り返り
釣れても釣れなくても、次回の釣行でいい思いをするためには振り返りが欠かせません。
釣れた場合には、
- なぜそのルアーで釣れたのだろうか?
- ルアーサイズが合っていたのか?
- ルアーを通すコースが良かったのか?
- 食ってきた場所はどのあたりか?
- 何か地形変化があった?
- バスの特徴は?(体高、体色、目の色、歯はザラザラか、腹の色、重さ、…などなど)
- 釣れた時間帯は?
などなど…
釣れなかった場合には、
- 何が合っていなかったのだろうか?場所、ルアー、タイミング?
- 他にいいアプローチはなかっただろうか?
- タックルは合っていたか?
- キャストはどうだったか?
などなど…
という具合に、その日の釣りを深堀りして振り返りましょう。
振り返りによって、その釣りの経験は”経験値”へと変わり、自分の中に蓄積されます。
そして、
その”経験値”の積み重ねによって、同じ釣り方を再現できるようになり、安定して釣れるようになっていきます。
「再現性のある釣りを」ってよく耳にしますよね。
まとめ
以上、冬のバス釣り攻略5ポイントの解説でした。
➀〜➄を繰り返すことで、確実に冬バスキャッチに近づいていきます。
何度も繰り返すことで、どんどん釣りが洗練されていきます。
冬のバス釣りは、場所も釣り方もタイミングも限定的で迷いどころが少ないので、釣り自体はたいして難しくありません。
ぜひ冬のバス釣りにチャレンジしてみてください。
(おまけ)諦めない根気強さ!
上で述べた方法をやってても、そんなに簡単には釣れないかもしれません。。。
冬のバスはそこにいても口を使ってくれないタフな状態にあるので、なかなか釣るのは難しいというのが現実ではあります。。。
釣果を上げるうえで、最後の最後で大事になってくれるのは、諦めない根気強さです。
根性論は筆者自身もあまり好きではありませんが、万策尽きたらやっぱり根気強く頑張るしかないかなとは思います。
釣れるまで絶対にあきらめない!
絶対に冬のデカバスを釣ってみせる!
という強い心を持って、釣れるまで頑張ってください。
ただ、追い込まれれば追い込まれるほどに、釣れた時の達成感や感動はひとしおです。
一度この快感を味わってしまうと、もう抜け出せなくなります。
あなたも一度味わえば、この気持ちよさにやみつきになると思いますよ♪
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
[…] 一から解説!バス釣り初心者が難しい冬のブラックバスを釣るための5つの… […]