こんにちは、YTです!
今回は、早春のバス釣りで有効なルアーを紹介していきます。
- 早春ってどんなルアー使ったらいいのかな?
- 春は巻物っていうけど、まだ寒いけどバスは動いているの?
- っていうか「早春」って春と何か違うの?
- 春は簡単に釣れるって聞くけど全然釣れない。。。
そんなお悩みを解決します。
この記事を読むことで、早春のバス釣りで重要なルアーとは何なのか、その使い方まで分かります。
ぜひ参考にしてみてください。
早春のブラックバスの釣り方
まずはじめに、早春のブラックバスの釣り方について簡単に説明します。
結論から言うと、
早春のバス釣りは、
水深の浅いところにいる魚を狙います。
冬場に深場で越冬していたバスが、早春になるとエサを求めて浅場へあがってくるからです。
早春は2月中旬から始まります。
菜の花や梅の花が咲く頃です。
早春は「三寒四温」といって、寒い日が3日ほど続いたらその後4日は暖かくなるのを繰り返しながら、だんだんと暖かい春に移ろっていきます。
「温」のタイミングは魚の活性が上がっているので、浅場で強気にドンドン巻物を使ってバスを探していきます。
「寒」のタイミングは、バスは浅場から一段深いところに落ちるので、水中の中層〜水底を攻めることができるルアーを使います。
早春のバスの釣り方について、詳しくはこちら↓で解説しているので合わせてチェックしてみてください。
早春のおすすめルアー
上で説明したとおり、早春の浅場には積極的にエサを求めているブラックバスがいます。
このようなルアーを食ってくれる可能性の高いバスを広範囲から手早く探すためには、アピール力が高く、巻いて使えるルアーが向いています。
これからご紹介する3つの早春おすすめルアーも、アピール力が高く巻いて使えるものばかりです。
➀ スピナーベイト
表層、中層、ボトム(水底)まで全レンジに対応できる”神”ルアー。
フックが上向きに付いているので水底の障害物を拾いにくく、フックの前にアーム(ワイヤー)も付いているので、水草や沈み木、岩などの間を通してきても根掛かりしにくいです。
浅場でも、水底、障害物の間などにぴったり沿わせて、ゆっくり丁寧に通すことができます。
筆者自身、スピナーベイトはこよなく愛して使っているので、別記事↓でもおすすめ製品や使い方を詳しく解説させてもらっています。
合わせてチェックしてみてください!
〇使い方
基本の使い方は、投げて巻くだけのただ巻きです。
ただ巻きだけでなく、
- ストップ&ゴー(ルアーを2、3mただ巻きして、1、2秒ストップの繰り返し)
- ジャーク(ロッドをチャッチャッと2回煽って、1、2秒ストップの繰り返し)
- カーブフォール(かなりゆっくりただ巻き、もしくは糸を張ってルアーを沈めること)
などを織り交ぜることで、パニックになって逃げ惑うエサや弱りきった食べ頃なエサなどを演出することもできます。
〇使いどころ
早春の使いどころとしては、
- アシや岩の際
- 水底の岩や木に当たるか当たらないかスレスレのところ
- 中層ただ巻き
などが挙げられます。
何でもできるルアーなので、「ここにバスいそう!」「この使い方釣れそう!」と思ったやり方をどんどん試してみてください!
〇ルアーの自重
スピナーベイトには、7g(1/4oz)〜28g(1oz)くらいまで、幅広い重さのラインナップがあります。
初心者におすすめなのは、3/8ozです。
一番使いやすく、製品ラインナップも多いです。
スピナベに慣れてきたら、スピナベを泳がせたい水深やスピードに合わせて、重さの使い分けをやってみてください。
(おまけ)スピナーベイト + シャッドテールワーム
スピナーベイトのフックにシャッドテールワームを組み合わせる使い方も早春に有効です。
シャッドテールワームを付けることにより、
- ボリュームと水押しが増し、アピール力が上がる。
- 中層や水底をよりゆっくり引きやすくなる。
という効果があります。
シャッドテールなしと比べて、
バスにルアーを見つけてもらいやすくなり、
カーブフォールやスローロールなどの操作もやりやすいです。
〇おすすめスピナーベイト
➀ アパッチ【ミブロ】オススメ度No.1!
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力 ★★☆
- コスパ ★★☆
- 入手しやすさ ★☆☆
全てのパーツにこだわりが込められた、今あるスピナベの中で最高傑作だと思っています。
- ブレード、アーム、ヘッド形状、フックにいたるまで、スピナベに精通した開発者のこだわりが詰め込まれたスピナベ。
- とても使いやすくて、よく釣れる。
- バス釣り初心者の最初のルアーはこれで決まり!
➁ ビーブル【ボトムアップ】
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力 ★★☆
- コスパ ★★☆
- 入手しやすさ ★★★
他のスピナベにはない動きでよく釣れるスピナベです。
- このビーブルだけに搭載されている”スプリッター”と呼ばれる金属板が「横揺れ」を発生させ、魚が身をくねらせて泳いでいるかのようにスカートを躍らせる。
- スプリッターのおかげで浮き上がりにくく一定水深を引きやすい。
- 使いやすくてよく釣れるスピナーベイトとして多くの釣り人からの支持を集め、ルアマガ誌タックル・オブ・ザイヤー2022(ハードルアー部門)で堂々の1位獲得!
➂ ハイピッチャー【O.S.P】
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力 ★★★
- コスパ ★★★
- 入手しやすさ ★★★
バス釣りやってる人ならみんな使ったことのある名作スピナベです!
- 2004年発売〜現在に至るまで全国の第一線で使われ続けている、人気と実績を兼ね備えたスピナベ。
- コンパクトなシルエットなので、サイズを問わず数釣り出来る。
- ブレードはパワフル系で、ぶ厚いブレードが大きな弧を描いて高速回転する。
- コンパクトなシルエットとパワフルなブレードのギャップがよく釣れるキモ。
- コスパもいい。
➁ クランクベイト
クランクベイトは、障害物回避性能の高い巻物系ルアーで、アピール力も高いです。
水底の障害物に当てながら巻いても根掛かりしにくいので、
- 産卵前の体力をつけるためにエサを求めて浅場に上がってきたバス
- 放射冷却や三寒四温の”寒”の戻りで、浅場の障害物に張り付いて動かないバス
などの魚を、効率よく釣ることができます。
〇使い方
基本的な使い方は、ただ巻きです。
投げて、ひたすら巻きまくってください。
それがクランクベイトを使っていて楽しいところです。
クランクベイトには浮力の高い(止めると水に浮く)ものが多いです。
巻いていて何か水中の障害物に当たって引っ掛かりそうだなと感じたときには、その場で止めてあげることでルアーを浮かせて障害物を回避することができます。
また、限界まで速く巻く「超速巻き」もおすすめです。
リアクションバイトを狙う使い方です。
食いミスする可能性も高くなるので、おいしそうなポイントには何度も繰り返しキャストして、食い直してくるバスをうまくキャッチしてください。
〇使いどころ
使いどころ、タイミングは、
- 春の濁ったフィールド
- 浅場のゴロタ石、かけ上がり(水中の斜面)
- 朝夕マズメ
- 風が吹いたタイミング
などです。
〇おすすめクランクベイト
➀ ウイグルワート【ストーム】オススメ度No.1!
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★☆
- アピール力 ★★★
- コスパ ★★★
- 入手しやすさ ★★☆
強烈なアピール力が特徴の、昔からの春の定番1軍ルアーです。
- 全長50㎜、自重12g、潜行深度1.2m〜1.5m
- アメリカ製の昔からある春の定番クランク
- 大型リップが付いているので巻き抵抗が大きく、激しいウォブリングアクション(ルアーを横に揺さぶる動き)を発生させる。
- 障害物に当たると左右に飛び跳ねるように泳ぐ。
➁ ピーナッツDR【ダイワ】
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力 ★★☆
- コスパ ★★★
- 入手しやすさ ★★★
季節を問わずよく釣れる、みんな1個は持ってる定番クランクです。
- 全長50㎜、自重9.2g、潜行深度1.5m
- 長年数多くの釣り人から愛され続けているロングセラールアー。(プロも試合で使っている。)
- 使い続けられる理由は、単純に釣れるから。
何の変哲もないルアーなのに、使う度にやっぱり使いやすいなと感じさせてくれる。 - 良く飛んで、狙ったところへのキャストもしやすく、アクションもいい。
- それでいてコスパはいいので最高!
➂ チッパワ RB【ニシネルアーワークス】
- オススメ度 ★★☆
- 使いやすさ ★★★
- アピール力 ★★☆
- コスパ ★☆☆
- 入手しやすさ ★☆☆
1日中投げ続けられる、使いやすさにこだわって作られたクランクです。
- 全長62㎜、自重15g、潜行深度1.5m
- こちらもよく飛んで、よく泳ぎ、狙ったコースにドンピシャで通しやすいクランク。
- 巻き抵抗が軽すぎず重すぎずのちょうどよい心地よさ。
- 上の2つのクランクと比べると、ボディが大きく平べったいのでアピール力の性質が異なる。
- 上2つでは釣れなかったが、これを投げたら釣れた!なんてことがあるかも!?
➂ ミノー
見た目も泳ぎも本物の魚そっくりなルアーです。
〇使い方
主な使い方は、
- ジャーク
- ストップ&ゴー
- ただ巻き
など。
釣り人側が積極的にルアーに動きを与えて使うルアーです。
緩急の利いたフラッシング(きらめき)でバスに強烈にアピールするルアーです。
ジャークとは
「2回ロッドをチャッチャッと煽って、2〜3秒ストップ」の繰り返し。
このロッド操作がジャークです。
ルアーは、反復横跳びのように左右に交互に飛ぶ動き(ダート)をします。
上手いジャークのコツは、ロッドを煽る時にたるんだラインを瞬間的に引っ張って、すぐにまた、たるませることです。
ラインをしっかりたるませることでルアーが自由に動くことができ、きれいにダートしてくれます。
ロッドを煽る強さやリズムに変化をつけて、
- 風がない穏やかな時や障害物の際を通すときは、アピール力を抑えるために軽めに弾いたり
- 風が吹いて波立っているときや濁りが強いときには、アピールを強めるために強く弾いてみたり、
など、釣り人側でルアーのアピール力を調整することができます。
近くの見える範囲内で練習してみて、動きのイメージを掴んでみてください。
〇おすすめミノー
➀ エリー 115SD【ニシネルアーワークス】オススメ度No.1!
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力 ★★★
- コスパ ★☆☆
- 入手しやすさ ★☆☆
操作しやすくて動きも秀逸な、初心者にとてもおすすめなミノーです。
- 全長115㎜、自重20.9g、潜行深度1.8m、付属のおもりで自在に浮力調整可能
- ロッド操作に機敏に反応してくれるので、初心者でも簡単にダートさせられる。
- ただ巻きのアクションも秀逸。
うねりや強い流れの中でも、動きが破綻せずにしっかり泳いでくれる。 - しかも、よく飛びます。
➁ ビジョンワンテン【メガバス】
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力 ★★☆
- コスパ ★★☆
- 入手しやすさ ★★★
KING OF JERK BAIT. 名作ミノーです。
- 全長110㎜、自重14g、潜行深度1.5m、スローフローティングタイプ
- こちらもロッド操作に機敏に反応してくれるので、きれいなダートを簡単に演出することができる。
- ただ巻きでは、弱った魚のような蛇行軌道の泳ぎでバスを誘惑。
- 遠投性能も高い。
➂ ダウズビドー 90SP【ジャッカル】
- オススメ度 ★★☆
- 使いやすさ ★★☆
- アピール力 ★☆☆
- コスパ ★★☆
- 入手しやすさ ★★☆
一段下に潜らせたいときに使うミノー
- 全長90㎜、自重10.7g、潜行深度2.0m、サスペンドタイプ(水中で浮きも沈みもしない)
- 細かいピッチで目まぐるしくロールする動きと遠投性能に優れる。
- 速巻きにも対応する重心バランスの良さもあり。
- 寒波で水温が下がり、魚が一段下に落ちているだろうなというタイミングが出しどころ。
まとめ
以上、早春のおすすめのルアー3選と使い方完全解説でした。
早春は1年の中でも有数の、巻物系ルアーでデカバスを釣ることができるビッグチャンスです!
ぜひ皆さんも早春のデカバスを求めて、お近くのフィールドへ釣りに出掛けてみてください。
皆さまのもとにデカバスが釣れることを心から願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。