こんにちは、YTです!
みなさん、バス釣りをしていて、こんなこと(↓)思ったことありませんか?
- バス釣りって近場でできるところないかな?
- 新しい釣り場を開拓したいけど、みんなどうやって釣り場見つけてるんだろう?
- 頑張って新しい釣り場を見つけたはいいけど、投げても投げてもバスが釣れない。。。本当にバスはいるのかな?
- 初めて行く釣り場で、バスがいるかどうか手っ取り早く見分ける方法を知りたい!
今回の記事では、そんなお悩みを解決します。
この記事を読むことで、
- 釣れるため池の見つけ方
- そこに魚がいるかどうかの見分け方
が分かるようになりますよ。
皆さんの地域でも、まだ知らなかった良い釣り場が見つかるかも!?
ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
初心者の方へおすすめな「谷池タイプ」のため池
ため池とは、田んぼや畑での農業用に使う水を確保するために作られた池のことです。
バス釣りする人にとっては、一番身近な釣り場でもあります。
バス釣りする人たちは、ため池の事を「野池」と言うことが多いです。
ため池のバス釣りの魅力は、なんといってもそのお手軽感です。
- 全国どこにでもある身近さ
- バス釣りをするのにちょうどいいコンパクトなサイズ感
- 他の釣り場(ダム、川など)と比較して、釣りが簡単
- バスの特徴や釣り方も全国共通。調べればすぐ分かる。
日本はため池天国で、全国に数万個、無数のため池があります。
ため池は、オカッパリ(岸釣り)の大人気フィールドですので、
初心者の方にもまず最初に行ってみてほしい釣り場です。
〇 ため池の種類
ため池は大きく2種類に分かれます。(➀谷池タイプと➁皿池タイプ)
それぞれ水質や地形、規模感などが異なります。
➀ 谷池タイプ
山の谷間にあり、もともとは川だったところを堰堤でせき止めて造られた、小さなダムの様なため池。
いろいろな釣り方ができ(=釣れるルアーがたくさんあり)、釣れてからの魚の引きも強くて、とても楽しい釣り場です!
〇 主な特徴
- 水の透明度が高い
もとは川なので、常に上流からきれいな水が流れ込んでいる。 - 水深が深い
最深部10m以上あるところも珍しくない。 - 地形変化が豊富
(例)かけ上がり(水中の斜面)、馬の背(水中の小さな丘)など。 - バスが身を潜める障害物も豊富
(例)オーバーハング(木の陰)、スタンプ(水中の切り株)、岩場など。 - 魚の引きが強い
もとは川なので水中に強い水流が生じているスポットがあり、
水流で鍛えられた筋肉質な魚が釣れる。
➁ 皿池タイプ
平地を掘って作られたプールの様なため池。
水底の地形がお皿のように平らなので皿池といいます。
生活圏内にあるため池で、気軽に釣りができます。
〇 主な特徴
- 水は濁っている
- 水深は浅い
最深部2m程度のところが多い。 - 地形変化は乏しい
お皿型のシンプルな地形。 - 大きさはかなりコンパクト
池の周りを一周ぐるっと釣り歩きできるところが多い。
初心者の方にまずおすすめなのは、①谷池タイプのため池です。
コンパクトな釣り場で地形変化や障害物などを狙いやすく、バス釣りの基礎基本を身に付けるのにぴったりです。
また、山に囲まれた水のきれいなフィールドで、鳥の鳴き声や森のざわめきを聞きながら釣りをするのは、とても気持ちいいです。
アウトドア感で溢れています。
釣れるため池の見つけ方
まず初めに言っておくと、
- 魚が簡単に釣れる
- 大きな魚が釣れる
そんな釣り場は、ネットで調べてもなかなか出てきません。
なぜなら、ネットに上げてしまうとたくさんの釣り人がそこにやって来ることになるので、
- 釣り人のマナー
- ゴミのポイ捨て
などの問題からすぐに釣り禁止にされてしまうおそれがあるからです。
みんな、本当に釣れる釣り場をネット上には載せたがりません。
そのため、
釣れるため池は、自分で探して見つけ出す必要があります。
以下、釣り場の探し方を解説していきます。
そんなに難しいことでもありません。
Google Mapのみで完結します。
Google Mapは最強の釣り場探しツールです。
スマホ1台で日本全国の地形やルートなどが一発で分かります。
釣り場の探し方(Google Mapを活用)
- Google Mapの航空写真モードを使って、
ため池の
・地形
・水質
・ルート
・駐車場の有無
などを確認。 - 「ピン留め」機能で、気になる釣り場にピン留めしていく。
- 実際に釣りをして来たら、メモ書きを残す。
・釣行日
・水質
・バスの有無
・釣り禁止か
・お気に入り度(★3評価)
など
こうすることで、あとで見返した時にも思い出しやすくなりますし、釣り場決めもスムーズになります。
あとは、基本に忠実にコツコツと①〜③の手順を積み重ねていくのみです。
このコツコツの積み重ねで、気づいたときにはGoogle Mapがピンだらけ…
なんてことになってるはずです。
よく釣れるため池の4つのヒント
よく釣れるため池のヒントが4つあります。
ため池探しの参考にしてください。
ヒント➀ バス釣りで人気なため池
どこの地域にも、バス釣りで人気なため池はあります。
そして、そこはネット検索で簡単に見つかります。
人気になるのにはそれなりに理由があって、
- 魚の量が多かったり、
- 釣れる地形変化が豊富だったり、
します。
初心者の方は、まずは人気ため池で釣りの経験を積みましょう。
人気ため池で釣りすることで、バス釣りの基本が身に付きます。
ヒント➁ 人気ため池の周辺
バス釣りで人気なため池の周辺のため池にも、高確率でバスが入っています。
近隣のため池は、水路でつながっているからです。
人気ため池の周辺も漏れなくチェックしてみてください。
ヒント➂ ダム、湖、河川の周辺
ダム、湖、河川などの大型フィールドの周辺のため池も、水路で繋がっている場合が多く、高確率でバスが入っています。
大型フィールドで丸々と育った60cm級の超デカバスがいるため池もあります。
また、ダムや湖、河川での釣りは禁止されていても、その周辺のため池はまだ釣りができる、という場合もあります。
ヒント④ 高速道路、国道などの周辺
高速道路や国道などの主要道路付近のため池にも高確率でバスが入っています。
釣り人が立入りやすく、バスを放しやすいためかと思われます。
古くからバスが放たれていることが多いので、デカバスがいる可能性も高いです。
※「秘境」なんか存在しない
普段、人気釣り場で釣りをしていても中々釣れないときに、
まだ人の手の付いていない、いわゆる「秘境」と呼ばれるため池を探したくなること、
皆さんも一度はあるのではないでしょうか。
筆者自身、痛いほどその気持ちは分かります。
ですが、今の時代、「秘境」なんか存在しません。
今の時代、Google Mapを使って誰でも簡単に、山奥のため池でも見つけることができます。
秘境を見つけたくなる気持ちはみんな同じなので、
日本全国ほぼ全てのため池に人が入ってしまっている、
というのが現状です。
筆者自身、いろいろ秘境探しをしたこともありますが、
結局のところ人気な釣り場が一番いい、という結論に至りました。
人気になるのには、それなりの理由があって、
- 魚の量が多かったり
- 釣りがしやすかったり します。
結論、人気釣り場でおいしいポイントを見つけて釣りするのが一番です。
初めての釣り場でやること
ここまでの話で、だいぶ釣り場にアテを付けることができるようになったのではないでしょうか。
ここからは、実際に釣り場に行ってからの話になります。
初場所で気を付けることをご紹介していきます。
➀ 釣り禁止看板の確認
初めてのため池で釣りをする時は、必ず最初に釣り禁止看板がないかを確認してください。
気付かずに釣りをしてしまっても知らなかったでは済まされませんし、地元の方々とトラブルになってしまいます。場合によっては警察を呼ばれることもあります。
筆者自身、初場所に行った時、釣りをする前に釣り禁の看板がないか探していると、ただ池の周りを歩き回っているだけで地元の方に怒鳴られたことがあります。
詳しく話を聞いていると、その池は釣り禁止だが釣りに来る人が後を絶えないという話でした。
地元の方々も釣り人には敏感になられています。
※ゼッタイに釣り禁止場所での釣りはやめてください。
➁ 釣り人の痕跡
雑草を踏み倒した跡や釣り人の足跡、釣り糸やルアーのパッケージのゴミなどが落ちていれば、誰かが釣りをした動かぬ証拠です。
そこにブラックバスがいる可能性はかなり高いです。
他人のゴミを拾うのは気が進まないとは思いますが、できればゴミは見かけたら拾ってください。
少なくとも自分のゴミはゼッタイに釣り場に残さないでください。
あまりにもゴミがひどいと、釣り禁止になってしまいます。
➂ 水の色
高確率でバスが入っている!”当たり”の水色というのがあります。
それは、茶色がかった透明感のある水です。
この茶色の正体は、”タンニン”という落ち葉から染み出る物質で栄養豊富です。
このタンニンが水中に染み出るには長い年月がかかります。
そのため、茶色がかった透明な水色のため池は、長い間水抜きされておらず、バスがたくさんいるかもしれないと予想がつきます。
ため池の中には、定期的に水抜きされていてブラックバスが全くいないというところも少なくないので、水色はしっかりチェックした方がいいです。
④ オタマジャクシはNG
オタマジャクシが岸際を大量に泳いでいるような池は、パスします。
その池にブラックバスがいるのであれば、オタマジャクシは真っ先に食いつくされてしまうはずです。
そのため、オタマジャクシが大量にいるため池は、
- バスが全くいないか
- いても数が少ないか
という可能性が高いです。
⑤ 地元の方々へのあいさつ
地元の方々に出会ったときは、進んであいさつしましょう。
釣り人は、地域の方々の生活の場で釣りをさせてもらっているという立場です。
地域の方々には感謝しかありません。
それに、あいさつをすることで、
- ここにはよく釣り人が来る。
- 最近水抜きした。
- 先週ここのあたりで釣れていた。
など、とても有益な情報が手に入ることも少なくありません。
(おまけ)エサ釣りでバスの存在確認
エサ釣りでバスがいるかどうか確認するのも効率的です。
エサを使うと思いのほか簡単に釣れてしまいます。
ルアーでやっても全然釣れないのに、悲しくなってくるほどです。
エサには、生きたままのミミズやブルーギルを使います。
針にエサを付けて水中に放っておけば勝手に釣れます。
あまりルアーばかりにこだわりすぎず、ときにはエサも取り入れてみましょう。
こちらの記事(↓)では、ひとつのため池の中で魚が集まりやすい「魚のたまり場」について解説しています。
合わせてチェックしてみてください。
まとめ
以上、ブラックバスが釣れるため池の探し方解説でした。
ため池のバス釣りは、お手軽ながらもかなり奥が深いのが魅力です!
Google Mapを活用して、いろんなため池を見つけてみてください!
ルール、マナーを守って楽しく釣りしましょう(^^♪
最後までご覧いただきありがとうございました。