こんにちは!YTです。
これからバス釣り始めてみよう!と思ったとき、
よくよく考えると、
- 道具は何がいるっけ?
- お金はいくらかかるのかな?
- とりあえず最低限必要なものだけ揃えたい。
- 道具選びで失敗したくない!
という感じに悩ましいですよね。
本記事では、そんなお悩みを解決します。
この記事を読むことで、
- バス釣りに必要なものが分かる
- バス釣りを始めるのにかかる費用が分かる
- すぐにバス釣りをスタートできる
ようになりますよ!
ぜひ最後までご覧ください。
初心者セットはダメ!
釣具店に行くとロッド、リール、ラインがセットになった「初心者セット」が3,000円程度で置かれてたりします。
一見、初心者セットひとつ買えば必要なものが全部揃ってて、すぐにバス釣りを始められるので、「最初だし、とりあえずまあこれでいっか。。。」と思いがちですが、ゼッタイにおすすめしません!
というのも、
初心者セットは製品クオリティが低すぎます。
釣りできないこともないけれど、
- 使いにくかったり(重すぎる など)
- トラブルが起きやすかったり(糸が絡まりやすい など)
して、正直釣りになりません。
「釣れないしキツいしシンドいし、バス釣りってつまんないじゃん…。」との誤解に繋がりかねないです。
初心者セットは、完全にレジャー用だと思ってください。
分かりやすい例でいうと、ディスカウント店で売ってる野球セットやバトミントンセットなどと同じです。
ちょっとした遊び程度には使えるけど、ちゃんとやろうと思うと全然使い物にならない、といった感じです。
そうは言いながらも、筆者自身、最初は安い初心者セットを買ってしまいました…。
結局、使い物にならず道具一式買い直したので、5,000円ほど無駄になりましたが…。
決して高い道具でないと全く釣りにならない!と言っているわけではありませんが、それなりの道具を使うことが初バスへの近道です。
最初であっても、釣り道具一式に30,000円はかけてほしいところです。
バス釣りに最低限必要な7つの道具(計30,000円程)
結論から言うと、こちらの7つです。
バス釣りに必要な7つの道具
- ロッド(釣り竿):約15,000円
- リール:約10,000円
- ライン(釣り糸):約1,500円
- ルアー:約700円
- フック(釣り針):約300円
- シンカー(おもり):約300円
- ラインカッター(はさみ):約600円
合計費用:30,000円程
これでも最低限ではありますが、意外とお金かかりますね。
釣り道具は、➀→➆の順に決めていきます。
- まず、タックル(➀ロッド、➁リール、③ラインを合わせた道具全般のこと)を決める。
- そのタックルで投げることができる④ルアーを選ぶ。
- そのルアーに必要な➄フック、➅シンカーを選ぶ。
という流れです。
※ ➆ラインカッターもお忘れなく。
以下、それぞれについて詳しく説明していきます。
➀ ロッド(釣り竿)(約15,000円)
ロッドには、スピニングロッドとベイトロッドの2種類があります。
スピニングロッド
- 初心者にも扱いやすい。
- 1時間くらい練習すればすぐ慣れる。
- 軽めのルアー(3g〜8gくらい)に向く。
- 投げるときのコントロールが効きにくい。
ベイトロッド
- 初心者には扱いづらい。
- 使いこなすにはある程度練習が必要。
- 重めのルアー(8g〜)に向く。
- 投げるときのコントロールが効きやすい。
初心者の方の最初の1本には、スピニングロッドがおすすめです。
- トラブルが少なく扱いやすい
- 軽くて小さいルアーの方が簡単に釣れる
からです。
スピニングタックルの釣りにだいぶ慣れてきたり、
いろんなルアーを投げたいと思ったりしたときに、
ベイトタックルも追加するといいです。
バス釣り初心者の方におすすめのロッド
ゾディアス 264L-2(シマノ)
アマゾン公式サイトはこちら
- タイプ:スピニング
- 全長:6ft4in(1.93m)
- パワー:L(ライト)
- 継数:2ピース
- 自重:92g
- 適合ルアー重さ:3g〜10g
- 価格:15,000円程
迷ったときはこれを買っとけば間違いなし!
軽くて強くて扱いやすい、完成度のかなり高いロッドです。
バス釣り初心者向けでありながらも、上級者やバスプロの中にも愛用者の多いです。
ロッド選びについては、こちらの記事でも詳しく説明しています。
合わせてチェックしてみてください。
➁ リール(約10,000円)
リールとは、ロッド(竿)に取り付けてライン(釣り糸)を巻いておくための道具です。
リールがあることで、ルアーを遠くへ投げることができます。
リールもロッド同様、スピニングリールとベイトリールの2種類があります。
先程、スピニングロッドを選んだので、リールもスピニングリールを選びます。
リールを選ぶ際のポイント
- 有名メーカーのもの(シマノ、ダイワ、アブガルシア)
- 自重の軽さ
- 巻き感の軽さ
➀ 有名メーカーのもの
リールは精密機械です。
有名メーカーのものであれば、安いモデルであっても、がたつきが少なく作りもしっかりしているので、トラブルが起こりにくいです。
釣り場でのトラブルは時間も集中力も奪っていくので、トラブルの起こりにくさはかなり重要なポイントです。
➁ 自重の軽さ
自重の軽さは、疲労軽減につながります。
最近は安いモデルでも200gを切るものも出てきています。200gをひとつの目安にするといいです。
バス釣りでは1日中ロッドを操作し続けることも珍しくないので、自重の軽さは思った以上に疲労に影響してきます。
分かりやすい例で言うと、中身の少ない軽いリュックでも、一日中背負っていたら肩が凝りますよね。それと一緒です。
➂ 巻き感の軽さ
巻き感が軽いと、魚がルアーに触ってきた時や水中の障害物にルアーが当たった時に、違和感を感じやすいです。
違和感をしっかり感じることができるのは、釣りの上達に繋がります。
バス釣り初心者の方におすすめのリール
ミラベル 2500S(シマノ)
アマゾン公式サイトはこちら
- タイプ:スピニングリール
- 自重:205g
- 実売価格:10,000円程
エントリーモデルの中でも、ダントツでおすすめです!
- ボディにカーボン素材(CI4+)を採用されているため、圧倒的に軽い。
- エントリーモデルながら、ハイエンドモデル同様の機構を多数採用して、ノイズやガタも抑えられている。
- 自重・巻き感を徹底追及されたコスパに優れたリール。
➂ ライン(釣り糸)(約1,500円)
お次は、リールに巻くライン(釣り糸)です。
釣りにおいてラインは釣り人と魚の架け橋になるとても重要な道具です。
- ルアーの泳ぎ方
- 泳いでくるコース
- 飛距離
- 感知力
- 魚が釣れてからの駆け引き などに大きく影響してきます。
消耗品だからと甘く見ずに、しっかり質のいいモノを使いましょう。
バス釣りでよく使われるラインには3種類あります。
フロロカーボン、ナイロン、PE(ポリエステル)のラインです。
それぞれ長所・短所がありますが、
初心者の方にまずおすすめするのは、フロロカーボンラインです。
フロロカーボンラインは、最も汎用性が高くいろんな釣り方に適しています。
筆者自身、フロロカーボンラインを使用することがほとんどです。
バス釣り初心者の方におすすめのライン
R18 フロロリミテッド 6lb(シーガー)
(アマゾン公式サイトはこちら)
- タイプ:フロロカーボン
- 太さ:6lb
- 糸巻量:100m
- 実売価格:1,500円程
今の世の中にあるフロロカーボンラインの中で、これ以上のものはないと思います。
他のフロロカーボンラインと比較してしなやかさに優れます。
強度、耐摩耗性、感度にも優れたかなり使いやすいフロロカーボンラインです。
④ ルアー(約700円)
当たり前だと思われていると思いますが、バス釣りではルアーも欠かせません。
ルアーにブラックバスが食いついてきます。
ルアーは大きく分けて2種類あります。
ソフトルアーとハードルアーです。
ソフトルアー
- 塩化ビニルやエラストマーなどゴムのような素材で造られた柔らかいルアー。
- 柔らかい素材なので、まるで生きているかのように艶めかしく動く。
- 「ワーム」ともいう。
- 軽いものが多い。(重いものもある。)
- ピンスポットをじっくり丁寧に探るのに向く。
- バスがいると分かっている場所でハードルアーとワームを釣り比べれれば、ワームに軍配が上がることが多い。(状況にもよる。)
- それほどにバスに口を使わせる能力に長ける。
ハードルアー
- プラスチックや木材で造られた硬いルアー。
- 「プラグ」ともいう。
- 【具体例】クランクベイト、バイブレーション、ミノーなど
- 重いルアーが多い。(軽いものもある。)
- バスがどこにいるか分からなくて、広範囲を手早く探りたいときに重宝する。
初心者にまずおすすめなルアーは、ソフトルアー(ワーム)です。
その理由は、
- なんといってもそのバスに口を使わせる能力の高さ
- 根掛かりしづらく使いやすい。
- ひとつのワームでいろんなリグ(仕掛け)に使い回せて、さまざまな状況に対応できる。
からです。
バス釣り初心者の方におすすめのルアー
4インチグラブ(ゲーリーヤマモト)
(アマゾン公式サイトはこちら)
- 全長:10cm
- 自重:3.5g
- 実売価格:700円程
バス釣りといえばこれっ!て程に昔からずっと人気な、
信頼と実績の超ド定番ワームです。
- 基本的な使い方は、投げて巻くだけ。
- テールがピリピリと自発的にに動いてバスを誘う。
- 適度に重さがあるので、投げる、沈める、巻く、という操作がしやすい。
- リグ(仕掛け)を変えることで、表層〜中層〜ボトム(水底)まで全レンジに対応可能な万能選手。
おすすめカラーは「#042 ウォーターメロン」です。
筆者の中で一番釣れています。
※カラーによって素材の柔らかさが結構違うので注意してください。
バスの食い付きも全然違ってきますよ。
(※注意※)
このゲーリーヤマモトの4インチグラブは、他社からも類似品で安いものが売られてたりします。
ですが、やっぱりゲーリーヤマモトの4インチグラブじゃなきゃダメです。
一見見た目がそっくりでも、微妙な形状の違いや素材の違いで、水中での動き方は全くの別物です。
びっくりするくらい釣れっぷりが違うので、ゲーリーヤマモトの4インチグラブを使うようにしてください。
➄ フック(釣り針)(約300円)
ワームを使うにはフックが必要です。
バス釣り用のフックには、様々な種類のものがあります。
主なものだと、
- オフセットフック
- マスバリ
- ジグヘッド
- ストレートフック などです。
ここでは、詳細については省略します。
フックは、メーカーによって硬さ、重さ、太さなどが全然違っています。
付けるフックによってルアーの動きも全然変わってきます。
自分好みのフックを見つける楽しさがありますよ♪
バス釣り初心者の方におすすめのフック
ドリームフック #1(デコイ)
(アマゾン公式サイトはこちら)
- タイプ:オフセットフック
- サイズ:#1(1/0とは別物です。)
- 実売価格:300円程
4インチグラブに最適なフックです。
テキサスリグ、ノーシンカーリグ、キャロライナリグなど、さまざまなリグ(仕掛け)に適しています。
フックは種類が多すぎてどれを選んでいいか迷うかと思いますが、これを選んでおけば間違いないです!
フックのサイズについて
フックのサイズは、小さい方から順に #8〜#1、1/0〜3/0… という展開です。
これは全メーカー共通基準です。
ワームのサイズ別のフックの適合サイズは、以下のとおりです。
(※あくまでも目安です。)
- 3inのワーム:#2のフック
- 4inのワーム:#1のフック
- 5inのワーム:1/0のフック
これを基準にフックのサイズを選ぶといいです。
➅ おもり(シンカー)(約300円)
おもり(シンカー)にも様々な種類があります。
- バレットシンカー
- ネイルシンカー
- キャロシンカー
- ダウンショットシンカー などです。
リグ(仕掛け)に合わせて使い分けます。
ここでは、詳細については省略します。
初心者の方に最初におすすめなリグは、テキサスリグです。
- ワーム + フック + バレットシンカー からなるリグ。
- 根掛かりしづらくて水底の地形変化を感じ取りやすい。
- 初心者の方でも扱いやすい。
※おもりは固定しなくていいです。
おもりを固定しないことで、おもりが先にストンと沈んで、ワームは時間差でゆっくり沈む動きを演出できます。
この動きにかなり生命感があり、バスに効果抜群です!
バス釣り初心者の方におすすめのおもり
ベーシックバレットシンカー 1/16oz(レインズ)
(アマゾン公式サイトはこちら)
- タイプ:バレットシンカー
- 重さ:1/16oz(1.8g)
- 材料:鉛
- 実売価格:300円程
4インチグラブをオフセットフックで使う時に最適なおもりです。
これでテキサスリグが完成します。
このおもりはどこの釣具店にも大体置いてます。
おもりの重さの使い分け方
おもりの重さを変えることで、同じ仕掛けでも、フィールドの状況やバスの活性に合わせることができます。
基本的には重さ5gで水深3mを基準にして、
- 3mより深い場所を攻めたいときは、7g〜10gくらいまで重くする。
- 1〜2m程度の浅めの場所では、1.8g〜3.5gくらいまで軽くする。
- メリハリの効いたワームの動きを演出したい場合は、重くする。
- より違和感のない自然なワームの動きを演出したい場合は、軽くする。
という感じに使い分けるといいです。
➆ ラインカッター(はさみ)(約600円)
これで最後です。
ラインカッターは、ライン(釣り糸)を切る時に使います。(そのまんまですね。。。)
ラインにルアーを結び付ける際に余分なラインが出るので、それを切り落とします。
普通に家にある文房具のはさみでも代用可能ではありますが、
やっぱり釣り専用のものの方がコンパクトで持ち運びしやすく、手際よくラインを切れるので、ぜひ持っておいてほしいものです。
バス釣り初心者の方におすすめのラインカッター
スタンダード・ラインクリッパー(スミス)
(アマゾン公式サイトはこちら)
- 実売価格:600円程
- シンプルなデザインで使いやすい。
- コンパクトで持ち運びしやすい。
- 切れ味も落ちにくく長く使える。
(+α)あとは必要に応じて適宜追加
上の➀〜➆で最低限釣りができるようにはなります。
ですが、まだまだ、ルアーケース、釣り専用バッグ、長靴、ネット、偏光グラス(サングラス) などなど、
- あったら便利な
- 釣りの効率が上がる
- 釣り方の幅が広がる
道具は、たくさんあります。
なくても釣りはできますので、釣りしていく中で自分が必要だと感じたタイミングで適宜追加していってください。
まとめ
以上、バス釣りに最低限必要な道具まとめでした。
バス釣りに必要な7つの道具
- ロッド(釣り竿):約15,000円
- リール:約10,000円
- ライン(釣り糸):約1,500円
- ルアー:約700円
- フック(釣り針):約300円
- シンカー(おもり):約300円
- ラインカッター(はさみ):約600円
合計費用:30,000円程度
決して安い買い物ではありませんが、最初からそれなりにいい道具を使うことをおすすめします!
道具を揃えたら、実際に釣りに行ってみましょう!
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。