みなさん こんにちは、YTです。
5月は春本番、暖かくて外出するのが気持ちいい時期ですね♪
GW(ゴールデンウィーク)もあって釣りをする時間をつくりやすく、
子バスも釣れ始めますし、
ほんとバス釣りにぴったりなのが5月です。
この記事では、バス釣り初心者の方へ向けて、5月のバス釣りのやり方を解説していきます。
- 5月のバス釣りって釣れるのかな、
実際どうなの? - どうやって釣ればいいの?
- 何のルアー選べばいいの?
- どこを狙えばいいのかな? …
そんなお悩みを解決します!
この記事を読むことで、
- 5月のブラックバスの行動パターン
- 5月によく釣れるルアー、釣り方
- 5月に狙うべき場所
が分かるようになりますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
5月のバスの行動パターン
5月のバス釣りもバスの産卵行動をもとに考えていきます。
ブラックバスの産卵は、3段階に分けて考えることができます。
- 産卵前(プリスポーン)
- 産卵中(ミッドスポーン)
- 産卵後(アフタースポーン)
このうち、5月は➁産卵中、➂産卵後 の魚が多くなります。
それと、➃産卵回復後の魚も出てきます。
イメージ的にはこのような感じです。
5月は産卵の後半部分がメインとなります。
ここでは、➁産卵中〜➃産卵回復にかけての釣り方を詳しくみていきます。
産卵の前半部分(➀産卵前〜➁産卵中にかけて、3〜4月)の釣り方については、
こちらの記事↓で解説しています。
気になった方はぜひチェックしてみてください!
5月上旬のバスの行動(産卵中の魚が多い)
5月上旬は、➁産卵中(ミッドスポーン)と➂産卵後(アフタースポーン)のバスが多いです。
➁産卵中(ミッドスポーン)
オスが作った産卵床に、メスがお気に入りの場所を選んで産卵します。
産卵床は、浅場の中でも特に、
- 日当たりがよく、
- 水通しも良い(酸素が豊富な水が流れてくる)、
- ハードボトム(岩や木が沈んでいるところ)
などのできるだけ好条件が揃った場所に作られます。
ただ、➁産卵真っただ中(ミッドスポーン)のバスは、何をしても釣れません。。。
産卵の3日前くらいから、ホルモンバランスが崩れて食欲がなくなり、
産卵モードに入るからです。
この産卵真っただ中の魚は、はなから狙いません。
➂産卵後(アフタースポーン)
産卵後は、オスが付きっきりで2〜3週間ほど卵や稚魚を守ります。
テリトリー内に外敵が侵入してくると、オスは果敢に攻撃して追い払いまます。
そのため、オスバスは水底を意識しています。
ギル系ワームやクロー系ワームのテキサスリグでブルーギルやザリガニなどの侵入者を演出するといいです。
メスの方は、産卵直後の3日ほどは産卵床でジッと休み、
少し動けるようになったら一段深いところへ落ちて1カ月程度本格的な休みに入ります。
一段深いところで、居心地のいい障害物(岩や木)に身を寄せて、ふら~としています。
メスバスは、目線より上を意識しています。
ワームのノーシンカーリグでふわふわゆっくり中層を誘うと釣れます。
5月中旬〜下旬のバスの行動(産卵を終えた魚が多い)
5月中旬〜下旬にかけては、➂産卵後(アフタースポーン)の魚が多く、
➃産卵回復後の魚も増えていきます。
◎この➃産卵回復の魚が狙い目です。
産卵から5〜6週間経ってだいぶ体力が回復している魚で、
めちゃくちゃ釣りやすいです!
- バスにとって快適な水温で、
- 食性も回復し、
- 体力も付けなければならない
という、絶好のエネルギー蓄え時で、バスはガンガンエサを追いかけ回します。
1年の中でもTOP3に入る超釣りやすいタイミングになります。
5月のバスの釣り方
ここからは、実際どうやって5月のバスを釣っていくのか具体的な方法をお伝えしていきます。
- 産卵前(プリスポーン)
- 産卵中(ミッドスポーン)
- 産卵後(アフタースポーン)
- 産卵回復後
と、いろんな状態の魚が入り混じっているのが5月です。
一見難しそうに見えるかもしれませんが、
釣り方やルアーを使い分けることで、釣れる状態の魚を釣り分けることができます。
やってみると意外と難しくはありません。
あっけなく釣れたなって感じると思います。
基本的な釣り方はこちら↓
◎ まずは、スイムジグ、スピナーベイトなどの巻物系ルアーで、
手早く➀産卵前(プリスポーン)、➃産卵回復後の魚を探す。
◎その後、ワームでピンスポットを丁寧に探って、
➂産卵後(アフタースポーン)の魚を狙う。
(最初に取りこぼした➀産卵前、➃産卵回復後の魚も釣れる。)
※➁産卵中(ミッドスポーン)の魚は釣れません。
はなから狙わなくていい。
(産卵後に自分たちの卵を食べてしまわないように本能的に食性を失っている。)
◎まずは巻物
- スイムジグやスピナーベイトを使って岸際をメインに広範囲を探っていきます。
- 最初はおとなしめのスイムジグ→ド派手なスピナーベイトへ。
アピール力を徐々に上げていくイメージです。 - 時間がない場合は、最初からスピナベもアリです。
- 魚は中層に浮いていることが多いので、
1/4oz〜3/8oz(7g〜10g)の比較的軽めのルアーで中層を巻きます。
オススメ巻物系ルアー
スイムジグ:
ラバージグ + シャッドテールワーム のセットで使います。
スイミングマスター 1/4oz(ループス)
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ヴァラップスイマー 4.2インチ(ボトムアップ)
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◎次にワーム
- 5月はまだ産卵の疲れを引きずっている個体も多く、
アグレッシブにエサを追いかけ回している個体ばかりではありません。 - そのため、ここぞというピンスポット(岩場、沈み木、水草、水門、木陰など)にワームを投入してゆっくり誘います。
- ワームは高比重のものを、ノーシンカーリグ(おもりは付けずに針だけ付ける使い方)で使うのがおすすめ。
ゆっくり沈むので、中層を長い時間誘うことができます。
おすすめワーム
おかっぱり(岸釣り)では、タックルを何本も持ち歩くのは煩わしいので、
ベイトタックル1本で完結できるように少し大きめサイズのワームを選びました。
カットテール 6.5インチ(ゲーリーヤマモト)
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全国どこでもずっとよく釣れる、昔からの定番高比重ワーム。
・全長:165mm
・自重:約10g
ヤマセンコー 5インチ(ゲーリーヤマモト)
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沈む時にまるでほんとに生きてるみたいに勝手にクネクネ動く。
よく釣れる定番高比重ワーム。
・全長:130mm
・自重:約10g
おすすめフック
ビッグバイトフィネス ワーム20 #1/0(デコイ)
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ベイトタックルでのワームの釣り全般に対応するフック。
・サイズ:#1/0
フックはワームの背中にチョン掛けします。
V字になるように深く刺すと、ワームが避けにくくなりますよ!
タックル
タックルとは、釣りに必要な道具全般のこと。
ここまで紹介してきた釣り方は、
万能ベイトタックル1つあれば全部使うことができます!
(タックル例)
- ロッド:
ベイトロッド 硬さ:M(ミディアム)パワー
(おすすめ:ゾディアス166M-2(シマノ)) - リール:
ベイトリール ギア比6:1程度
(おすすめ:19 SLX MGL 70(シマノ)) - ライン(釣り糸):
フロロカーボンライン 12lb
(おすすめ:R18 フロロハンター TACT 12lb(シーガー))
まとめ
5月のバス釣りのやり方
- 巻物系ルアー(スイムジグ、スピナーベイトなど)で広範囲を手っ取り早く探る。
- ここぞというピンスポット(岩や木などがあるところ)でゆっくりワームを使って、取りこぼしたバスを拾っていく。
釣れやすいのは、
産卵回復(産卵から1ヵ月くらい)の魚
5月は1年の中でも数釣りできる時期で、しかも釣れたらデカい魚も多いです。
そして釣り人にとっても、ほどよく暖かくて釣りしやすい時期です。
絶好の釣り日和となりますので、ぜひお近くの釣り場に出掛けてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。