こんにちは、YTです。
今回は、読んですぐに実践可能な、より早く、より多くのバスと出会うためのコツ11つをご紹介します。
知っているだけでバスが釣れるチャンスUP!
そんな内容をまとめています。
バスが釣れるようになる具体的な方法を、手っ取り早く知りたい!
という方に、ピッタリな内容です。
ぜひチェックしてみてください。
↓の記事では、バス釣りで絶対に押さえておきたい3つのポイントをまとめています。
こちらもあわせてチェックしていただくと、より効果的です。
では、早速本題に入っていきます。
➀ ライントラブルを極力なくす
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、釣りをする時間が増えれば増える程、魚が釣れる確率は上がります。
ですが、そんなに釣りばかりしている時間はない、という現実があります。
みんな忙しくて、釣行時間には限りがあります。
であれば、
限られた釣行時間の中で、いかに釣りに集中する時間を確保するか
が、釣果UPのキモになってきます。
無駄なトラブルをうまく回避して、釣りそのものに集中できる時間をうまく確保していきましょう。
釣りにおいて、ラインがぐちゃぐちゃに絡まってしまう「ライントラブル」は、どんなプロでも避けては通れないものです。
ライントラブルを減らすコツは、
- ラインを張って糸を巻く。
- リール、ラインは安すぎないものを使う。
です。
ラインを張って糸を巻く
ラインを張って糸を巻くには、リールを巻くのと反対の手でラインをつまみながらリールを巻いたり、ロッドを立てて糸を張ってやったりするといいです。
道具は安すぎないモノが吉
最初から使うにはちょっともったいないと思ってしまうかもしれませんが、
- リールは15,000円以上のもの(いわゆる中級モデル)
- ラインは安すぎないもの
を、選びましょう。
いい道具を使うことで、ライントラブルは確実に減ります。
あまりにも安すぎる道具は、道具自体の不具合が原因でライントラブルが起こることがありますが、いい道具にはほぼほぼ不具合は起こりません。
あとは、釣りの際中の自分の動作だけに集中して、ライントラブルを回避していけばいいです。
いい道具を使うことで、余計なことに気を回す必要がなくなるということです。
特に、
ラインは、魚と釣り人をつなぐ唯一の架け橋です。
釣りにおいて、最も大事な道具の一つといえます。
以下に、筆者おすすめラインを載せておきます。
○PEラインのリーダー(フロロカーボン)
PEラインは障害物への擦れに弱いので、先端1〜3mに擦れに強いリーダーを結んで使います。
フロロラインの太さは、【号】×4≒【lb(ポンド)】です。
➁ 根掛かりを極力減らす
根掛かり=地球を釣る…
ルアーが水底に引っかかってしまうことです。
根掛かりも、ライントラブルと同じく、釣り人の大事な気力と時間を奪っていきます。
根掛かりが回収できなかった時は、大事なルアーを失ってしまいますし、再度ルアーを結び直さなければならないので時間のロスもあります。
それだけでなく、根掛かりは釣り場を荒らすので魚に警戒心を与えてしまいます。
本当にいいことなしです。。。
根掛かり解消方法
根掛かりしかかってるな、ちょっと引っ掛かってるなと感じたら、無理に引っ張って外そうとしてはいけません。
無理に引っ張ると針が余計に食い込んで、ますます外れなくなってしまいます。
根掛かり外しにはちょっとしたコツがあります。
ラインをつまんで、テンションを張って緩めてとピョンピョン繰り返します。
最初は弱い力から始め、だんだん力を加えていきます。
すると、ふとした拍子ににポロっと針が外れてくれます。
↓こちらの動画がとても参考になるのでチェックしてみてください。
根掛かりを防ぐには
根掛かり対策としては、以下が有効です。
- ワームの中に針先を埋め込む。
- オモリはギリギリ水底が分かる重さでなるべく軽いものを使う。
- 足元は特に要注意。手前には、ゴミ、倒木、岩など根掛かりポイントがたくさん潜んでいる。足元近くに来たら早めに回収。
根掛かりしないように気を付けるという事は、それだけルアーを通す場所や水底の変化に敏感になるという事です。
その敏感さがバス釣り上達に直結します。
同じルアーを使っていても初心者は根掛かるが上級者は根掛からない、ということはよくあることです。
上手い人は根掛かりそうな感触を即座に感じ取って、それ以上針が刺さり込まないように力を緩めたり、竿を立ててルアーを浮き上がらせたりして上手く根掛かりを回避しています。
ロッドやリールを通して手に伝わってくる水底の感触に意識を集中し、なるべく根掛かりを回避しましょう。
すぐに釣りを再開できるように、糸結びを速くなろう!
とはいっても、釣りをしていればどうしたって根掛かりは避けては通れないものでもあります。
ブラックバスは、普段から障害物に身を寄せている魚です。
根掛かりしないようにあからさまに障害物を回避してルアーを通していても、魚の近くを通さないことには釣れてくれません。
ですので、ある程度の根掛かりは覚悟して、もし根掛かりしてもまたすぐに釣りが再開できるように、糸を速く結べるようになっておくのが大事です。
バス釣りでは、とりあえず、ユニノット1つできれば何とかなります。
ユニノットは、簡単に速く結べて強度もあるおすすめの結び方です。
ユニノットは、ルアーの結束以外にも、ライン同士を結ぶ『電車結び』やラインとハリを結ぶ『内掛け結び』にも応用が利きます。
まずは、ユニノットを速く結べるようになりましょう!
10秒くらいで結べるようになれば、釣り場でもストレスなく対応できますよ。
まあ釣りをしていくうちにだんだん早くなっていくので、そんなに気合を入れて頑張らなくても自然と身に付きます。
↓こちらの記事が参考になります。ルアーマガジンの記事です。
https://plus.luremaga.jp/2022/05/08/151656/
➂ いろんな釣り場を回ってみる
ラン&ガンしましょう!
ラン&ガンとは、いろんな釣り場を転々と釣り回ることです。
○ 一か所で粘って魚が回ってくるのを待ったほうがいいか
それとも、
○ 釣り人側が動いて魚を探し回ったほうがいいのか
皆さん、迷われると思います。
筆者自身もよく迷いますし、両方を同時に試すこともできないので、「正解は神のみぞ知る」って感じで分かりません。
ですが、筆者の経験上、一か所で粘り続けるより、いろんな釣り場をランガンしている方が釣れています。
ランガンしている方が、初見のバスにたくさん出会いやすいからかなと思います。
それに、一か所で粘り続けていると飽きちゃいますしね(笑)
一か所で粘っていると、一定間隔で回遊している同じ魚と何度も出会うことが多いようにも感じます。
何度もルアーを見ている同じバスより、初めてルアーを見る初見のバスの方が釣れやすいはずです。
ちょっと手間と時間が掛かりますが、面倒くさがらずに、いろんな釣り場をランガンしましょう!
上手い人になると、たった5投でその釣り場を見切って別フィールドへ移動、と超ハイペースなランガンをされている方もいます。
5投に絞ることで、その釣り場の中でのポイントの取捨選択、優先順位をつけるトレーニングになります。
そこまではせずとも、
「5投したら10歩移動」くらいで、テンポよくバスを探していくといいです。
➃ ルアーをきれいに泳がせる
ルアーを狙いのポイントに投げたら、あとは適当に巻いてルアーを泳がせるだけ。。。
それだともったいないです。
狙いのポイントへのキャストだけでなく、
キャストした後のルアーの泳ぎにもこだわりましょう。
水中でちゃんと泳いでいるかなとちょっと意識するだけでも、ルアーの泳ぎは良くなって釣れやすくなります。
きちんとルアーの泳ぎを意識していないと、まっすぐ泳いでいなかったり、ラインがフックに絡まっていたり(通称「エビ状態」)することに気付かないことも多いです。
せっかくいいコースを通しても、ルアーがきれいに泳いでいなかったら魚にルアーだと見切られてしまいます。
以下、ルアーをきれいに泳がせるためのコツをお伝えします。
足元でルアーの泳ぎを確認する
ルアーを投げる前に、足元の見えるところでルアーを泳がせて、ちゃんと泳いでいるかどうかや、沈むスピードを確認しましょう。
かなり大事なことです。
足元でのルアーの泳ぎから、遠投先でのルアーの動きを、
- このくらいのスピードの時が一番きれいに泳いでいるだろうな
- ここまでゆっくり巻いてもギリギリ泳いでいるな
- ここまではスピードを上げても泳ぎ姿勢崩れないな
と、イメージを持って、
高い精度で自分のイメージした釣りを再現できるようになります。
おいしそうに泳ぐエサをしっかり演出しましょう。
本物の”ただ巻き”は実は難しい
ただ一定のスピードでリールを巻いて一定のスピードでルアーを泳がせる「ただ巻き」ですが、
実はこれが案外難しく、奥が深いです。
人間は一定リズムでリールを巻いているつもりでも、これが意外とできていません。
ハンドル重さの影響
まず、ハンドル重さの影響があります。
リールは縦に巻きますので、ハンドルの重さの影響で、巻きのリズムは若干崩れます。
上から下へハンドルを下すときは巻きが早く、
下から上へハンドルを上げるときは巻きが遅く
なりがちです。
きちんと一定速で巻けるように、細心の注意を払って巻きましょう。
これは意識するしかないです。
ロッドをブラさない
こちらも意識していないと、リールを巻いているとき、意外とロッドはブレています。
ロッドがブレると変に糸が引っ張られて、それがルアーにも伝わり不自然に動いてしまうので、ロッドをブラさないようにしなければなりません。
ロッドのグリップエンドを腕に沿わせて固定したり、脇に挟んで固定したりして、ロッドがブレないようにしましょう。
スプールの影響(ベイトリールのみ)
次にスプールの影響です。
これは、スプールそのものが回転して糸を巻き取るベイトリールにのみ該当する話で、スピニングリールには関係ないのですが、
ルアーをキャストするとスプールから糸が放出されて、その分、スプールの径が小さくなります。
リールを巻いて糸を回収するにつれて、スプールの径はだんだんと大きくなっていきます。
つまり、
一定スピードでリールのハンドルを巻いていると、ルアーは手前に来るにつれてだんだんとスピードアップしてしまうのです。
ルアーを一定のスピードで泳がせるように意識して、リールを巻くスピードをだんだん落とすように意識しましょう。
程度としては、大幅にスピードアップするわけではないので、ここまで気にする必要はないかもしれません。
感覚的な部分で慣れるしかないですが、このことを知っているかどうか意識しているかどうかで全然釣りが違ってくるので、しっかり頭に入れておいてください。
※スピニングリールはスプール自体が回転して糸を巻くわけではないので、この話は関係ありません。
ギア比の低いリールを使うといい
同じスピードを演出するときの助けとして、ギア比の低いリールを使うといいです。
一定スピードでルアーを泳がせるとき、
ギア比の高いリールでゆっくり巻くよりは、
ギア比の低いリールを使って少しでも早く巻けるようにした方が、一定リズムでの巻きは安定しやすいです。
ただ巻きに特化させたいときは、ギア比5:1 〜 6:1くらいのギア比の低いリールを使うといいです。
シンカー(重り)、フック(釣り針)のサイズ選びに注意。
ワームにもハードルアーにも言えることですが、
ルアー自体の重さだけでなく、シンカーやフックの重さ(サイズ選び)も軽視してはいけません。
シンカーやフックを、適切なものを使えていないと、
- シンカーが軽すぎて思うようなスピードでルアーが沈まない。
- 逆にシンカーが重すぎて、ボトムに当たりすぎ、根掛かりが多発する。
- フックが大きすぎると、ルアーの動きを邪魔して不自然な動きになる。
といったことが起こります。
たった1gの重さ違いや針の1サイズ違いでも、ルアーの泳ぎ方や障害物への当たり方は全然変わってきます。
ルアーパッケージ記載の推奨サイズを確認したり、釣具店の店員さんに聞いてみたりして、適切なリグで釣りしましょう。
➄ ルアーの動かし方を変えてみる
単調な釣りになっていないか?
気付かぬうちに、ずっと同じスピードでリールを巻いていたり、同じところばかりルアーを投げていたりしていませんか?
筆者もボーっとしていると、よくやってしまいます。。。
単調な釣りにならないように、意識してちょっとずついろんなところに変化をつけていきましょう。
ルアーのスピードやコースをちょっと変えてやるだけでも、魚からの反応は変わります。
ロッドの向きや構える高さをちょっと変えるだけでも、ルアーの軌道を変えることができます。
毎投毎投ちょっとずつ巻き方やルアーのコース、水深などに変化をつけて、魚の反応を探っていきます。
するとある時、魚からの反応があった時に、そのパターンを集中的に狙うとよく釣れたりしまう。
ルアーの種類だったり、ルアーを通すコースや水深だったり、何か狙いどころが見えてくるはずです。
5投したらちょっと場所をずらす、水深を変える、ルアーを変えるなどのルールを決めておくと、単調な釣りになりませんよ。
ルアーの動かし方(ロッド操作)
特にワームの操作時に多いのですが、ルアーを動かしすぎている人が多いです。
逆に、ルアーを止めすぎている場合もあります。
ずっと動かないルアーは、水底のゴミと化しています。
バスがルアーに気付いてくれません。
動かしすぎてもダメ、止めすぎてもダメって難しい…と思われるかもしれません。
ですが、
どんな動きに魚の反応がいいか、こればっかりは、その時その時で正解は変わってくるので、毎回いろんなパターンを試してみて、その時の正解を見つけていくしかないです。
その時その時のタイミングで、正解は変わります。
ルアーを適度に動かしてその存在をバスに気付かせ、適度に止めて「食わせの間」を与えましょう。
ワーム操作は、
ロッドをチョンッ、チョンッと2〜3回煽って、2〜3秒止めて「食わせの間」を与える。
が基本です。
残り6つのコツは、次の記事に続きます。
今回は、バス釣りで魚との出会いを増やすコツということで、5つのコツをお伝えしました。
- ライントラブルを極力なくす
- 根掛かりを極力減らす
- いろんな釣り場を回ってみる
- ルアーをきれいに泳がせる
- ルアーの動かし方を変えてみる
だいぶ長くなってきたので、残り6つのコツは、↓の記事に続きます。
ぜひチェックしてみてください。