こちらの記事の続編になります。
まだ見てない方はチェックしていただけるとうれしいです。
引き続き、バスが釣れるようになる具体的なコツを解説していきます。
➅ 水際に近づきすぎていないか
釣り人の多くは、水際に近づきすぎです。
水際は、バスがエサを追い込む超一級の狩場です。
水面と水底の2つの壁があり、エサを捕えやすいのです。
それなのに、釣り人が何も気にせずズカズカと水際に近づいて、自ら釣れるチャンスを潰してしまっていることがあります。
せっかくのチャンスなのに、もったいないです。。。
いきなり水際に立たず、まずは10mくらい離れたところから水際を狙って釣りをしましょう。
それから、徐々に水際に近づいていきます。
➆ 遠投して魚との距離を取る
離れたところの魚ほど警戒心が薄いため、釣れやすいです。
これはイメージしやすいと思います。
誰もルアーが届かないところには、無警戒の簡単に釣れるバスがいるかもしれません。
➇ ルアーの着水音をコントロール
ルアーの着水音に反応して、逃げてしまうバスもいれば、逆に興味津々で近寄ってくるようなバスもいます。
サミングや低弾道キャストを習得することで、着水音をコントロールできるようになります。
サミングとは、ルアーを投げる際に指でスプールを押さえて、ブレーキをかけることです。
サミングして、ルアーの着水直前のスピードをゼロにすることで、スッと音を立てずにルアーを入水させることができます。
着水音をコントロールすることで、
魚が警戒しているなと感じたら、着水音を殺して魚に気付かれないようにしたり、
逆に、魚が積極的にエサを追っていると感じたら、あえて着水音を立てて魚に気付かせたりできます。
難易度高いですが、慣れればできます。
コツとしては、
最初から上手くできなくて大丈夫なので、まずはルアーを投げて、ルアーが飛んでいる最中はスプールを指で押さえるようにしてみてください。
リールを持っている方の手の指を使います。
・ベイトリールの場合は親指、
・スピニングリールの場合は人指し指で、
出ていくラインを押さえます。
やってるうちに自然とうまくできるようになるので、安心してください。
慣れると、ちょうどいい感じに指でブレーキを掛けれるようになりますよ。
慣れが肝心です!
⑨ バスがいるレンジ(深さ)を想像する。
- 表層
- 中層
- ボトム(水底)
大雑把にこの3つでいいので、
どこのレンジにバスがいるか狙いを絞るイメージを持って、魚を探していきましょう。
- 朝夕マヅメや曇りや雨の時は、薄暗いから表層かな?
- 真昼間や、暑すぎる日、寒すぎる日はボトムかな?
という感じに予想を立てます。
一度当たりのレンジ(水深)が分かってしまえば、そこを狙い撃ちすれば立て続けに釣ることもよくあります。
レンジを意識して釣りしましょう!
水深50cmもないようなシャロ―(浅場)しか狙わない、というのも一つ戦略です。
浅いところにはほぼほぼバスの目線にルアーが入るので、レンジを考える必要がなくなります。
「寒い冬はさすがに浅場にバスはいないんじゃないか」と思われるかもしれませんが、
決してそんなことはありません。
冬でも浅場にバスは回遊してきます。
体力のあるデカいバスにとって、気温がガクッと下がるタイミングは、浅場で凍えて動けなくなった小魚やエビを好き放題に食べまくることができるボーナスタイムになっています。
数がたくさん釣れるわけではないですが、釣れればデカいですので、冬のシャロ―狙いもオススメです!
浅場ならどこでもいいわけではなくて、深場に隣接する浅場を狙いましょう。
バスは、普段は水温の安定する深場にいて、エサを食べたいときだけ浅場に上がってきます。
⑩ 魚のアタリを感じ取る
せっかく食っているのに当たりを感知できていないということが、最初のうちはよくあります。
筆者自身、最初は、魚がいつ食ったのがよく分からず、気づいたときには釣れていたということが多かったです。
おそらく、せっかく食っていたのに気づかずに取り逃がした魚も相当いたと思います。。。
アタリの感じ取り方は、基本的に、ラインやロッドをしっかり見て、何か違和感がないかを意識します。
慣れれば、「当たるならこの付近だな」とおおよその目星が付けられるようになるので、うまく集中力のメリハリを付けられるようになりますよ。
アタリを感じたら、魚の口に針を引っかけるために、ラインを張ってロッドを思いっきり引いてアワセを入れます。
基本的には、アタリを感じてから3秒ほど待って、慌てず落ち着いて確実にアワセを入れるのが吉です。
⑪ 自分がやっていることを信じる
ちょっとメンタル面の話になってしまうのですが、釣りは目に見えない水中を想像しながら行うので、大事なことかなと思います。
まだあまりバスを釣った経験のない初心者の場合、釣れない時間が長くなれば長くなるほどに、
- ほんとにこれで釣れるのかな?
- やり方あってるのかな?
- ここにはバスいないんじゃないかな…。
など、だんだん疑心暗鬼になって、釣りに集中できなくなってくると思います。
筆者自身そうでした。
そうなると悪循環で、ルアーのアクションも雑になり、ますます釣れなくなっていきます。
自分のやり方に自信を持って釣りしないと、気持ちは続かない。
だけど、釣らないことには自信は付かない。。。
もう、はじめのうちは、騙されてるかもしれないと思いながらも自分のやってることを信じて、愚直に釣りをやっていくしかないのかもしれません。。。
ただ、そうこうしているうちに、1匹釣れてしまえば世界は変わります。
自分のやってたことは間違いじゃなかったんだ。これがバス釣りか…、楽しすぎる!!
と、感じますよ!
↓の記事で紹介している3つのポイントを意識して釣りをすれば、バスにグッと近づきます。
➀場所、➁時間、➂ルアー です。
(おまけ)どうしても釣れない時はあきらめも肝心
何をやっても釣れない時は潔く諦める。
これが吉と出ることも少なくはありません。
先程と言ってることが逆のようですが、
何事もほどほどが大切です。やりすぎはよくありません。
筆者の経験上、釣れない時はとことん釣れません。
ほんとに丸1日必死に頑張ってやっと1匹絞りだせればまだマシということがザラです。
かと思えば、釣れるときはあっけなく釣れてくれるので、
釣れない時にまでムキになって釣りしなくていいんじゃないかなと思っています。
まあ自分が釣りをしてて楽しいのであればずっと釣りをすればいいし、
無理をしてまでずっと釣りを続ける必要はない。
という話です。
何もやっても釣れない時は、潔く一旦引いて、
- 天候が変わるまで数時間待つか
- 日を改めるか
して、タイミングを改める。
天候などの外部の問題だけでなく、自身の心身が疲れてしまっている場合もあります。
昼寝休憩や一時帰宅などの気分転換で気力と体力を回復し、
万全の態勢で夕マヅメの時合など釣れるタイミングに臨みましょう!
まとめ
以上、バス釣りのコツ11でした。
各ポイントごとに、具体的にすぐ実践できる内容をピンク色のボックスでまとめています。
ぜひ参考にしてバス釣りを上達していっていただけると、とてもうれしいです!
最後までご覧いただきありがとうございました。