未分類

バス釣りが一気に上達する!”10キャスト行脚”という考え方(俺達。秦 拓馬プロ考案)

みなさんこんにちは、YTです。

今回は、バス釣り初心者の方にもぜひ実践していただきたいバス釣りの思考・実践方法を見つけてきましたので、ご紹介します。

  • バス釣りの進め方がよく分からないな。
  • 何かバス釣りの”型”みたいなものがあったら知りたいな。

そんな方へ、バス釣りの進め方の”型”となる”10キャスト行脚”をご紹介します。

この記事を読んで、”10キャスト行脚”を実践していただくことで、

  • バス釣りにおける優先順位付け
    その釣り場の中で、どこを一番に狙うべきか、何を優先すべきかの感覚
  • 釣り場での観察眼
    釣り場の環境(ブラックバス、その他小さないきもの、天候、釣り場)に対する気づき
  • 釣れる場所の見極め力

を養うことができます。
効率よく最短距離で一気にバス釣りが上手くなれますよ!

ぜひ最後までご覧ください。

10キャスト行脚とは

”10キャスト行脚”とは、ダウザー俺達。秦拓馬プロが考案されたバス釣りのやり方・考え方です。

秦 拓馬(はた たくま)
バス釣りトーナメントや琵琶湖ガイドを経験後、釣りユーチューバーへ。
ジャッカル社のダウズビドー、ダウズスイマーなど人気ルアーの開発にも携わられている。
バス釣りする方であればみんなどこかで見かけたことあるはず。

”10キャスト行脚”とは、ひとつの釣り場で10投しかできないという縛りの釣りのことです。

10投したら次の釣り場へ即移動です。

 

  • 10投なんてあっという間じゃん。
  • たったの10投じゃ何も分かんないでしょ。
  • 10投じゃ何も釣れなくて終わりそう。
  • もっとじっくり丁寧にやったほうがいいんじゃないの。

そんな声が聞こえてきそうですが、
実際にやってみると、”10キャスト行脚”は、意外に、というかむしろ、
とても理にかなった考え方なんだ、ということが分かっていただけると思います。

狙い研ぎ澄まされた10キャストであれば、十分に魚は釣れます。
むしろ、釣り人の多いハイプレッシャーフィールドでは、考え抜かれた手数少ない一手でないと釣れない、なんてことも往々にしてあります。

また、

”10キャスト行脚”を通して、

  1. バス釣りにおける優先順位付け
  2. 釣り場での観察眼
  3. テンポよく場数を踏むことによる釣れる場所の見極め力

が自然と身に付き、
考えるバス釣りができるようになります。

以下、上記3つの”10キャスト行脚”のメリットについて詳しく説明していきます。

メリット➀ バス釣りにおける優先順位付け

”10キャスト行脚”では、ひとつの釣り場の中でできるのは10投だけ。

無駄なキャストができないので、最初から一番釣れそうなところに的を絞って釣りしないとなかなか釣るのは厳しそう、そう思いますよね。

実はこれ、何の縛りのないときでも釣り上手な人たちはいつも考えていることなんです。

普段の釣りでは、一番釣れそうなあのポイントは後にとっておいて、その周りから徐々に攻めていこうなんて考えていませんか。

はなから出し惜しみナシで、一番釣れそうなところだけに狙いを絞るのがバス釣りの基本です!

10投という制約を設けることで、

  • (ひとつの釣り場の中での)場所選び
  • ルアー選び
  • 釣り方(アプローチ) まで、

1つ1つの要素を1投ごとに考え抜く必要があります。
すべてをトータルで捉えたときに何を優先すべきか、というシビアな感覚が養われます。

結果として、手数は少ないですが、
1投1投に集中して繊細で丁寧に釣りするようになるので、密度の濃い釣りができます。

漫然と同じ釣り方で流して時間だけが過ぎていくより、
手数は少ないけれど考えに考え抜いて集中して釣りする”10キャスト行脚”の方が上達スピードが速いのは、言うまでもありませんよね。

メリット➁ 釣り場での観察眼

”10キャスト行脚”をしていると、1投1投どこが一番釣れそうかを考え抜くために自ずと周りがよく見えるようになってきます。
”観察眼”が養われるのです。

◎まずは、釣り場の観察

  • 流れ込み
  • 壁沿い
  • 角(かど)
  • 木陰
  • 沈みもの(岩、木、草)
  • かけ上がり(水中の斜面)

など、釣り場全体を観察して、どこが一番釣れそうか観てみます。
水の中を観てみると、ブルーギルやエビ、ゴリなどが固まっているのが見えたりします。

◎次は、実際に釣りしていきます。

1投1投の中に、何か気づきがあるはずです。

  • 岸際の浅い場所でよく当たるな。魚が溜まっていそうだ。
  • 逆に深いところでは何も当たらない。釣るのは難しそうだ。
  • 同じ場所を通すのでも、方向や速さを変えると反応が変わるな。

など、いろいろと気づきができます。
10投しかないので、1つ1つ湧き上がってくる疑問を丁寧に考えてみてください。

◎最後に、釣れたバスもしっかり観察します。

釣れたバスのコンディションを観ることで、いろんなことを推測することができます。

  • 痩せている:
    この釣り場はエサが豊富じゃないのかな、
    バスの数が多くてなかなかエサにありつけないのかな
  • 小さい:
    岸際には小さいのが溜まっているのかな、
    大型狙うなら別のところか
  • でも巻物には好反応:
    活性はなさそう、元気はある
  • 色が白っぽい:
    普段あまり太陽光の当たらないところにいる魚っぽいな、
    木陰か深いところを重点的に探ってみようかな

など。

○釣れ方にも要注目!

  • 巻物で釣れた
  • なんだかんだスピナーベイトはやっぱりよく釣れるな
  • 水深2mくらいのところで当たった
  • ルアーの色、今日は金黒がよく釣れるぞ

など。

正解不正解は別にして、自分なりに考えていくことが大事です。
そしてトライ&エラーの繰り返しで経験値を溜めて、レベルアップしていきます。

事実ではあっても”真実”ではないことが多くあるかもしれませんが、
バス釣りの場合は、釣れればそれでいいのです。(笑)

メリット➂ 釣れる場所の見極め力

”10キャスト行脚”は、効率よく釣り場を回ることができます。
そのため、場数を踏んで、釣れる場所を見極める”目”が養われます。

  • この池の雰囲気はよさそう
  • この水質はバスが釣れそうだ
  • この規模感、この地形は釣りやすそうだ

なんてことが、なんとなく分かるようになっていきますよ。

デメリットもあるかも

もちろん、10キャスト行脚にはデメリットもあるとは思います。

じっくりひとつの場所で粘ったほうがいいという状況が必ずあるはずです。

たとえば、
春は、浅場の決まった場所(野池の角、流れ出しなど)に入れ替わりバスが入ってきたりします。
そういう時は、1つの場所でバスの回遊待ちをした方がいいので、
”10キャスト行脚”が裏目に出てなかなか釣れないかもしれません。

しかし、
1つの場所で粘るにしても、どこに魚が溜まるのかをしっかり見極められなければ、
逆に非効率になってしまいます。

魚が全くいないところで粘り続けていたら、
どんなに考えて丁寧に釣りしても釣れるはずはありませんよね。

やっぱり最初はいろんな釣り場で場数を踏んで、
高精度に魚の居場所のアテをつけられるようになった方がいいと思っています。

まとめ

以上のように、

”10キャスト行脚”は、
効率よく最短距離で一気にバス釣りを上達するための究極の方法です。

ちょっと難しそうだな、しんどそうだなと思った方でも、
1日中”10キャスト行脚”をやる必要もなくて、
この池で1時間だけ、みたいな感じで
時間・場所を決めて一部取り入れてみるのも全然ありです。

また、最初の10投で”10キャスト行脚”をやって、
11投目からは答え合わせ的な感じで、
どうして あの時/あそこで/あの釣りを 選んだんだろう、
再確認するのも、考えが深まるのでとてもいいです。

なんだかんだ言っても、楽しく釣りするのが上達するためには一番大事だと思います♪
ぜひ気軽に、ちょっとだけでも”10キャスト行脚”を取り入れてみてください。
確実にバス釣りレベルがワンランク上がりますよ!

最後までご覧いただきありがとうございました。

参考動画(釣りよか × 秦 拓馬プロ)

この記事の参考にさせていただいた動画です。
”10キャスト行脚” って、楽しく効率的にバス釣り上達できそうでめちゃくちゃいいな!と思いました。

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です