こんにちは!YTです。
今回は筆者厳選、冬のバス釣りおすすめルアーを紹介していきます。
- 冬のバス釣りはなかなか釣れる気がしない。。。
- だからこそ、ちゃんとよく釣れるルアーを使いたい。
そんなお悩みにお応えします。
筆者自身、冬でもバス釣りには週一くらいで行っています。
冬はデカくてしっかりエサを食べている丸々としたコンディションのいいバスが釣れやすいので。
これからご紹介するルアーは筆者が自信を持っておすすめするモノばかりです。
この記事を読むことで、
- 冬のバス釣りではどんなジャンルのルアーを使えばいいのか
- その中で何を買えばいいのか
が分かります。
ぜひ冬のルアー選びの参考にしていただけると幸いです。
冬のブラックバスの釣り方
ルアー紹介の前に冬の釣り方を簡単に説明します。
結論から言うと、
冬のバス釣りは、
水深の深いところにいるバスに「リアクションバイト」させて釣っていきます。
魚は変温動物なので水温変化を嫌うため、冬場は水温の安定する深場でじっとしている個体が多いです。
水温が下がると体温も下がるので、代謝が落ちます。
冬のバスは低活性になりエサを食べるタイミングがかなり限定されるので、正直釣るのは簡単ではありません。
そのため、食性とは関係のない「リアクションバイト」で無理矢理ルアーを食わせる釣りをします。
「リアクションバイト」とは
「リアクションバイト」は、バスが突然視界に入ってきたモノや急激に動くモノ対して反射的に口に使ってしまう習性です。
この習性はバスがエサを捕食したいかどうかに関わらず反射で起こるので、冬の寒さで食欲のないバスにもルアーを食わせることができます。
- ルアーを超早巻きで動かしたり、
- 一定のリズムで巻く中にあえてイレギュラーな動きを混ぜたり
することで「リアクションバイト」を誘発できます。
↓冬のバスの釣り方について、こちらの記事で詳しく解説しているので合わせてチェックしてみてください。
おすすめルアー紹介
冬におすすめのルアーの特徴は、
- 水深の深いところで使いやすい
- バスの「リアクションバイト」を誘う
ことです。
↑の特徴を持ったルアーを3種類ご紹介していきます!
余談にはなりますが、
冬は小魚を模したルアーを使うことがほとんどです。
冬の間、ザリガニなどのエビ系は土の中で冬眠していて姿を見せないため、バスのエサが魚系に偏るからです。
➀ メタルバイブ
全ルアージャンルの中でも抜群の遠投性能、深場の攻めやすさ(沈みやすく浮き上がりにくい)を誇ります。深場での「リアクションバイト」狙いにもってこいです。
主な使い方は、リフト&フォールです。
後述する通常のバイブレーションと比較しても、よりキレのあるリフト&フォールを演出できます。
テトラやアシ際、水門周りなどピンスポットでの落とし込みにも適しています。
リフト&フォール
リフト&フォールは、
ロッドを素早くしゃくり上げてルアーを浮き上がらせ、ロッドを降ろしてルアーを落とす
というアクションの繰り返しです。
バスの視界からパッと一瞬でルアーが消えて、スッと目の前に落ちてくる。
その動きの緩急で反射的に口を使わせます。
リフト&フォールのちょっとしたコツ
ロッドをしゃくり上げた後のフォール時に、糸をたるませてルアーがきれいにまっすぐ落ちるようにするのがコツです。
糸を張っていると、手前の方に斜めにルアーがフォールします。
それに、ルアーが糸に引っ張られてるので、動きも不自然になります。
(※ただ、逆に糸を張ってフォールさせた方が釣れることもあるので、その時その時でいろいろ試して正解を見つけてみてください。日によってもタイミングによっても正解は変わります。)
- よく使う重さは、5g〜7gです。
比較的軽めですが、メタルバイブなので飛距離は十分出ます。
そして、軽い方が小さいバスから大きいバスまで根こそぎ釣っていけます。
冬はタフなので、サイズ問わずに来るもの拒まず何でも釣っていった方がいいと思っています。
- ルアーカラーはお好きなものでOKです!
これまでバス釣りをやってきて、ルアーの色は釣果にそこまで影響しないと感じています。
色よりも、ルアーの種類や重さの方が断然釣果に影響してきます。
おすすめのメタルバイブ
➀ メタルバイブSS【ダイワ】 オススメ度No.1!
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★☆
- アピール力 ★★☆
- コスパ ★★★
- 入手しやすさ ★★★
最大の魅力はコスパの良さです。
- 一般的なメタルバイブが1,000円〜1,200円なのに対し、このメタルバイブSSは600円。
- メタルバイブは、ボトムを狙うことがほとんどで、根掛かりがよく起こって失くすことの多いルアーなので、コスパの良さは強い武器。
- 遠投性能、ロッド操作に対する反応性、ボトムへの着底感度などの基本性能はしっかりしている。
➁ サーキットバイブ【デプス】
- オススメ度 ★★☆
- 使いやすさ ★★★
- アピール力 ★★★
- コスパ ★★☆
- 入手しやすさ ★★☆
高性能が売りのメタルバイブ。
- 電子基板などに使われるサーキットボードがボディに採用されたメタルバイブ。
- 低比重素材であるサーキットボードを採用することで、ロッド操作に機敏に反応し、プルプルとしたかなり小刻みなアクションを実現。
➂ レベルバイブブースト【レイドジャパン】
- オススメ度 ★★☆
- 使いやすさ ★★☆
- アピール力 ★☆☆
- コスパ ★☆☆
- 入手しやすさ ★★☆
普通のメタルバイブでは釣れない、、、
そんな時に投入する最終兵器的メタルバイブ。
- メタルバイブというカテゴリの中では唯一無二のプラスチック(ABS樹脂)製ボディ。
- 樹脂製なので、本物の魚に近いボディの透け感やお腹のきらめき具合を表現できる。
- 通常のメタルバイブと比べて、水を纏って動きが柔らかい。
- 通常のメタルバイブと使い比べても魚の反応は全然違う。(どっちがいいかは日やタイミングによるので、両方投げて様子を見てください。)
➁ バイブレーション
主な使い方は、
- リフト&フォール
- ただ巻き です。
メタルバイブとの使い分けは、ただ巻きとラトル音です。
リフト&フォールだけでなく、ただ巻きも使って広範囲を手早く探ってしまいたいときに、ふつうのバイブレーションを選びます。
ただ巻きの中にも、いろんな使い方があって、
- 投げて水底までルアーを沈めて、あとは一定リズムでゆっくりただ巻き
- よりゆっくりとただ巻きして水底を引きずってくる、ボトムズル引き
- できる限り速く巻く、超早巻き
などは、よく使うテクニックになります。
また、バイブレーションには、メタルバイブにはないラトル音(ジャラジャラ音)によるアピール力もあります。
バイブレーションの内部には金属の玉(ラトル)が入っていて、ルアーが動くとジャラジャラと音がします。(マラカスみたいなイメージです。)
ラトル音で広範囲のバスにアピールし、バスを呼び寄せます。
日やタイミングによって、
- メタルバイブがいいのか
- ふつうのバイブレーションがいいのか
は変わってくるので、
両方試してその時の当たりを見つけてください。
おすすめのバイブレーション
➀ TN60【ジャッカル】オススメ度No.1!
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力★★☆
- コスパ ★☆☆
- 入手しやすさ ★★☆
往年の名作でよく釣れる。
- 口部に剝き出しのタングステンウエイトが特徴的なルアー。
- 飛距離とボトム感知能力に優れる。
- 背中の「面」で水を受けてパワフルにアクションするため、アピール力は高い。
- 重心バランスがとても良く、高速早巻きでのリアクションバイトでめちゃくちゃ釣れます!
➁ レベルバイブ【レイドジャパン】
- オススメ度 ★★☆
- 使いやすさ ★★★
- アピール力★☆☆
- コスパ ★☆☆
- 入手しやすさ ★★☆
おかっぱり(岸釣り)に求められる要素を全て高次元に兼ね備えたバイブレーション。
- 飛距離、障害物回避性能、浮き上がりにくさ、素早い立上り、速巻きへの対応力…などおかっぱり(岸釣り)に求められる全ての要素を高次元に兼ね備えた高性能バイブレーション。
- 上述のTN60と異なり、背中で水を受けずに受け流すため、アピール力は控えめで自然な動きをする。
➂ ザリバイブ【一誠】
- オススメ度 ★☆☆
- 使いやすさ ★★☆
- アピール力★★★
- コスパ ★☆☆
- 入手しやすさ ★★☆
ザリガニの見た目が特徴的な、造形美溢れるカッコいいバイブレーション。
- よく飛ぶ。
- 他のバイブレーションと比べても、動き、水押し、音が頭一つ飛びぬけて強く、広範囲を探るのに向く。
- 動きが強いので、初心者の方にも操作感が掴みやすい。
➂ シャッド
クランクベイトでもなくミノーでもない、日本で独自の進化を遂げたルアーがシャッドです。
シャッドはクランクベイトよりサイズが小さくアクションも控えめで、より速いピッチで小刻みに目まぐるしく動きます。
シャッドの使い方は、
- ただ巻き
- ストップ&ゴー
- ジャーク(ロッドをチョンッチョンッと煽ってルアーを左右に飛ばす動かし方)
- 高速巻き
です。
ジャークとは
「2回ロッドをチャッチャッと煽って、2〜3秒ストップ」の繰り返し。
このロッド操作がジャークです。
ルアーは、反復横跳びのように左右に交互に飛ぶ動き(ダート)をします。
ルアーの、
- 何か物に当たったときのイレギュラーな動き
- ストップ&ゴーやジャークによる不規則な動き
- 魚の目の前を超高速で横切る動き
で、「リアクションバイト」を誘います。
アピール力の弱いルアーなので、何度も同じコースにしつこく投げても魚に警戒されにくいのもシャッドのいいところです。
ルアーがバスの目の前を通るまで何度も何度も投げ倒すイメージで使います。
(おまけ)
リアクションバイト狙いの早巻きやジャーク以外にも、
石や沈み木などの障害物に対して、リールを使わずロッド操作だけでズル引いて止める「ポンプリトリーブ」というスローなアプローチも冬の低活性なバスに有効です。
おすすめのシャッド
ソウルシャッド58SP【ジャッカル】オススメ度No.1!
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力★☆☆
- コスパ ★★☆
- 入手しやすさ ★★★
どのシャッドがいいか迷ったら、これを選べば間違いなし!
- 全長58mm、自重5.5g、潜行深度1.5m
- サスペンド(水中で浮きも沈みもせず止まる)タイプ
- ソウルシャッドの中にもいろいろサイズラインナップがありますが、
とくに58SPが一番いい。 - 58SPは、ソウルシャッドの別サイズと比較しても抜群によく釣れている。
- サイズ感、重心、水押しなどのトータルバランスが絶妙にいいのだと思う。
スティーズシャッド 60SP MR【ダイワ】
- オススメ度 ★★★
- 使いやすさ ★★★
- アピール力★☆☆
- コスパ ★★★
- 入手しやすさ ★★★
コスパに優れ、性能も十分なシャッド。
- 全長60mm、自重6.7g(サスペンド)、潜行深度2.0m
- 価格が安いからといって何か劣っているというわけではなく、これで十分ではある。
- よく飛んでよく動く基本性能はしっかりしている。
- 早巻きにも対応。
レベルシャッド【レイドジャパン】
- オススメ度 ★☆☆
- 使いやすさ ★★★
- アピール力★☆☆
- コスパ ★☆☆
- 入手しやすさ ★★☆
岸釣り専用に開発された、小型精密機械のようなシャッド。
- 全長50mm、自重4.3g(サスペンド)、潜行深度1.8m
- 小型軽量ボディながらも安定した飛距離が出る。
- まるで逃げ惑う小型ベイトフィッシュのような極めて細かく速いピッチのアクションで魚を魅了する。
- もちろん早巻きにも対応。
まとめ
以上、冬のバス釣りでのおすすめルアーを3種類ご紹介しました。
冬はバスが捕食するタイミングが特に短いので、
ルアーを何種類も使いまわすのではなく、
ルアーは3種類くらいに絞って釣りした方が、結果的にバスをキャッチする可能性は高まります。
ぜひ皆さんもこの記事でおすすめの3種類のルアー(メタルバイブ、バイブレーション、シャッド)を使って、冬のバス釣りにチャレンジしてみてください!
皆さんがデカバスをキャッチされるのを心から願っています!
最後までご覧いただきありがとうございました。